背景と課題
2021年度の犬猫の殺処分数は、年間1万4457頭にものぼります。この数は2020年度の2万3764頭から1万頭※も減少しました。この減少の背後には、動物保護団体の方々の精力的な活動があります。 飼い主のいない保護犬保護猫の食べるものや夜安心して眠れる環境を整え、ワクチンや去勢避妊手術まで行うためには多大な費用が必要です。特に劣悪な環境から保護された子たちは健康状態が悪く、高額な医療費が大きな負担となっています。
※それでも1日あたり約40匹の犬や猫が十分な一生を送ることなく殺処分の対象になっているのが現状です。
課題解決へのアプローチ
売りやすく、買いやすい商品を通じて支援をスムーズかつ持続可能に。
金銭面で動物保護団体をサポートするには、寄付や募金を行うのが一般的です。私たちは、そこに魅力的な商品を介することで、支援がよりスムーズになるのではと考えました。
1000円の募金を1回受けるよりも、一部が売れると1000円の利益になるカレンダーを毎年購入してもらう方が継続的な支援になるはずです。そのためには魅力的かつ利益率が高い「売れる」商品を開発する必要があります。 そんな商品を保護団体に提供し、自身で活動費を調達する手助けをしたいと考えています。
様々なプロジェクトを企画
保護犬カレンダーの企画、制作、プロモーション、そして販売まで
PAWS FAMILY PROJECT第一弾は、新しい家族と出会い、幸せに暮らす元保護犬たちの笑顔を、メンバーのフォトグラファーyOU(河崎夕子)が撮影し、カレンダーとして商品化するプロジェクトです。
元保護猫とそのご家族をスタジオで撮影し、その参加費を使ってカレンダーを制作。完成したカレンダーは、保護団体にも低価格で提供され、定期的に行われる譲渡会やイベント、ウェブサイトを通じて販売されます。得られた利益は、保護動物のための活動資金に充てられることがこのプロジェクトの目的です。
記念日投稿
カレンダーに記載されている犬猫の記念日をインスタグラムで投稿することで、カレンダーの宣伝を行います。この取り組みは、単に販売促進を目的とするだけではなく、特定の記念日を通じて、人々が犬や猫に対する関心を深めるきっかけを提供することを目指したプロジェクトです。
まとめ
このプロジェクトはまだ始まったばかりですが、チャリティグッズの企画・販売にとどまらず、日々忙しく、ボランティア活動に参加する時間がない人たちにも、仕事を続けながら気軽に参加できる新しい形のボランティア活動を提供することを目指しています。
- クライアント
- チャリティー商品販売サイト『PAWS FAMILY PROJECT』
- 当社担当範囲
- コンサルティング / コンテンツ企画・開発 / デザイン / shopify構築
- サイト仕様
- Shopify
- URL
- https://paws-family.com/
- クレジット
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- Produce : 見元俊一郎
- Direction : 永田健二
- Art Direction & Design : 見元俊一郎
- Photograph : yOU
- Front-end Engineering : 仲田礼子
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