この記事は約 12 分で読めます。

ECサイトを立ち上げる方法には、Amazonや楽天などのショッピングモールに出店するECモール型と、自社でネットショップを構築する自社EC型の2種類があります。

それぞれにメリット・デメリットがあり、商品やターゲットによっても選択肢は異なってきます。ECモールと自社ECでは費用の他に運営方法や集客方法なども大きく異なるため、自社に合った適切な方法を選択する必要があります。

本記事では、ECモールと自社ECの違いから、それぞれのメリット・デメリットなどについて詳しく解説していきます。

ECモールとは?

ECモールとは、複数の店舗が集まって商品やサービスを提供するショッピングモール型のプラットフォームを指します。代表的なECモールには、Amazonや楽天などがあります。

ECモールに出店する最大のメリットは集客にあります。自社の商品や知名度が低い場合、自社ECを立ち上げても集客に苦戦する、、、といったことはよく聞かれますが、Amazonや楽天に出店して商品を販売する場合、商品が魅力的であれば知名度に関係なく商品を購入してもらえる可能性が高くなります。

自社ECとは?

自社ECとは、企業が独自で開設、運営するプラットフォームを指します。
自社ECを構築するメリットはデザインや機能拡張の自由度の高さに加えて、顧客リストを自社で管理することができるため、独自のブランディングやマーケティング戦略を行える点にあります。ECモールと比べると、より独自性の高い運用が可能なため他社と差別化を図ることできます。

近年は手軽に本格的なECサイトを構築できるサービスが増えてきたこともあり、大手企業だけでなく、中小企業や個人事業主も、自らの特色や強みを活かしたオリジナルのECサイトを構築するケースが増えています。

ECモールと自社ECの違い

ECモールと自社EC、両方ともECプラットフォームである点は同じですが、その特性や運営方法には大きな違いがあります。これらの違いを理解することは、ECサイトを運営していく上で非常に重要です。

顧客ニーズ

ECモールは、多くの店舗や商品が集まるため、様々なニーズを持ったユーザーが訪れます。ユーザーは一つのプラットフォームで多種多様な商品を探し、比較して購入できるのが魅力です。
一方、自社ECは特定のブランドや商品に特化しているため、そのブランドや商品に興味を持つターゲット層に特化したニーズに応えることが求められます。

構築方法

ECモールでは、プラットフォーム提供者が基本的なシステムを用意しており、出店者はその上で店舗ページを設定、カスタマイズします。大まかなルールはプラットフォーム側が定めており、その枠内での操作が主となります。
一方、自社ECは独自でプラットフォームを構築するため、デザインや機能の自由度が非常に高いのが特徴です。デザインやコーディングの専門知識がなくても、直感的な操作で簡単にオンラインストアを立ち上げるサービスが増えており、誰でも簡単に本格的なECサイトを構築することができます。難易度の高いカスタムを行う場合は専門知識が必要となるケースがありますが、ひと昔前と比べると自社ECを構築するハードルは随分と低くなりました。

費用

ECモールでの出店には、月額料金や販売手数料などが発生します。また、一部の大手モールでは、モール内集客のためのプロモーション料金や広告費も考慮する必要があります。
対照的に、自社ECでは初期のサイト構築費や、サービス利用料、ドメイン・メール利用料などが主な費用となります。しかし、運営が軌道に乗れば、販売手数料を気にすることなく利益を最大化することが期待できます。

集客方法

ECモールでは、モール自体の集客力やブランド力に依存する部分が大きいです。Amzonや楽天などの大手モールに出店した場合は自社で集客しなくてもモールが集客してくれるため、自店の商品が目に留まる可能性が高まります。
一方、自社ECでは自力で集客を行う必要があります。集客方法としては、SEO対策やSNSマーケティング、ウェブ広告、ポスティングなどがあります。いずれも専門知識が必要であったり、ECサイト構築とは別途予算が必要となるため、集客方法については予め検討しておく必要があるでしょう。

フルフィルメント(バックエンド業務)

ECモールの場合、多くの基本的なフルフィルメント業務はモール側がサポートしてくれる場合が多いです。これには、決済処理や配送業務のサポートなどが含まれます。
しかし、自社ECでは、これらの業務を自社で行うか、外部の専門業者に委託するかの選択が必要となります。自社で全てを手掛ける場合、取り扱い規模によっては物流や在庫管理の体制を整える必要があります。

ここからはECモールと自社ECのそれぞれのメリット・デメリットについて紹介していきます。

ECモールのメリット

ECモールのメリットは数多くあります。そのメリットを理解しておけば、自社のビジネスモデルや目標に合わせた最適な選択ができるようになります。

モールのブランドによる信頼度や集客力がある

Amazonや楽天などの大手ECモールは、既に多くのユーザーの信頼を獲得して利用されている実績があります。とりあえず何か買う時はAmazonや楽天で商品を探す人も多いのではないでしょうか?大手ECモールは、過去の取引実績やユーザーレビュー、さらには豊富な商品ラインナップにより、ユーザーの信頼を獲得しています。
また、これらのモールは定期的な広告活動やキャンペーンを行っており、それによって継続的な集客が期待できます。初めての出店者であっても、その集客力と信頼性を利用して商品をアピールすることが可能となります。

簡単に出店できる

ECモールへの出店は、独自のウェブサイトを持たない企業や個人にとっても、比較的手軽な方法として知られています。特に、初心者にとっては高度な技術を要するウェブサイトの構築や運営とは異なり、シンプルな操作で出店、販売を開始することができます。

運営サポートが充実している

多くのECモールは、出店者を成功に導くためのさまざまなサポートを提供しています。これには、販売促進のためのツールやアドバイス、運営上の問題に対するサポート、そして販売戦略に関するセミナーやワークショップが含まれます。
これにより、初心者でも適切な戦略を組み立て、効果的な販売を行うことができます。特に大手ECモールはその経験とノウハウを活用して、出店者の成功をサポートしてくれます。

メンテナンスが不要

一般的に、自社のウェブサイトを運営する際には、サーバーのメンテナンスやセキュリティ対策、さらにはシステムのアップデートなど、定期的な作業が求められます。しかし、ECモールを利用する場合、これらの作業はモール運営者が中心的に行います。
これにより、出店者は商品の管理や販売戦略の考案、顧客対応など、本来のビジネスに専念することができます。定期的なシステムアップデートにより、最新の機能やセキュリティ対策も自動的に適用され、安心して運営を続けることができます。

ECモールのデメリット

ECモールの利用には、数多くのメリットがありますが、一方でデメリットも存在します。ここではいくつかの例を挙げて解説していきます。

出店料や手数料が高い

ECモールを利用する際の最も大きなデメリットは、高い出店料や販売に関する手数料です。多くのモールでは、出店料に加えて売上の一部を販売手数料として取られることが一般的です。フルフィルメントを利用する場合はさらに在庫保管手数料も必要となります。
ECモールでの販売利益が大きい場合は問題となりませんが、売上規模によってはこれらの固定費は経営を圧迫する要因となり得ます。また、大手モールほど手数料が高く設定されていることもあり、注意が必要です。

競合との価格競争が激しい

ECモール内では、同じカテゴリーやジャンルの商品が多数出店されているため、競合との価格競争が避けられません。ユーザーは価格比較を容易に行えるため、低価格を追求することが求められます。その結果、価格の底値競争が続き、利益率の低下やブランドイメージの低下につながる可能性があります。この競争を避けるためには、独自の商品やサービスを提供することが重要です。

デザインや機能に制約があるためブランディングが難しい

ECモールのシステムは、多くの出店者に適用される一般的なテンプレートを基にしています。そのため、自社のブランドカラーやデザイン、特定の機能を追加することが難しい場合が多いです。これにより、自社のブランドイメージを強化するためのブランディング活動が制約される可能性があります。特に、独自のブランドイメージを強く打ち出したい企業にとっては、この点が大きなデメリットとなるでしょう。

顧客情報が得られないため独自のマーケティングが難しい

ECモールを利用すると、直接的な顧客情報を取得することが難しくなります。多くのモールでは、出店者に対して顧客の詳細なデータを提供しないため、独自のマーケティング活動やリピート購入を促すためのリターゲティングが制約されます。これにより、顧客との直接的なコミュニケーションや長期的な関係構築が難しくなります。継続的な顧客エンゲージメントやロイヤルティの構築を目指す企業にとっては、大きな課題となるでしょう。

自社ECのメリット

自社ECサイトには、多くのメリットがあります。これらのメリットを理解することで、適切なビジネス戦略や目標の設定が可能となります。

デザインや機能拡張の自由度が高い

自社ECサイトを持つ最大のメリットは、デザインや機能に関する自由度の高さです。
ブランドのイメージやコンセプトにフィットしたデザインが可能となり、ユーザーに強い印象を与えることができます。

また、機能面でも顧客のニーズや要望に応じて、カート機能や決済方法、推奨商品の表示方法などをカスタマイズできるのは大きなメリットです。このような柔軟性が自社ECサイトには備わっており、企業が独自のビジネス戦略や顧客との関係構築を追求する上で、効果的な手段となり得ます。

独自のブランド戦略を立てることができる

自社ECサイトの運営では、独自のブランド戦略が展開できます。ECモールでの販売では、多数の競合店舗と同一フレーム内で商品販売をしなくてはならず、ブランドの個性や価値を十分に伝えることは難しいです。
しかし、自社ECサイトならば、サイト全体のデザインからコンテンツ、さらにはユーザーインターフェースまで、全てを自社のブランドイメージに一貫して合わせることができます。

これにより、自社の価値観や世界観を反映したブランド戦略を展開でき、顧客に対してブランドメッセージを直接的、かつ効果的に伝えることができます
結果として、顧客のブランドロイヤリティの向上や、長期的な顧客関係の構築に繋がると言えるでしょう。自社の持つ独自性を最大限に活かし、競合他社とは一線を画したブランド価値の確立が自社ECサイトの強みです。

顧客リストやデータを活用した販売戦略を立てることができる

自社ECサイトから得られる顧客の購買履歴や行動パターンなどの情報は、販売戦略における重要な指針になります。これらの具体的なデータを基に、顧客のニーズに合わせてカスタマイズされたマーケティングやオススメの提案ができます。
例えば、個々の顧客に対するパーソナライズされたメールマーケティングを通じ、リピート購入を促したり、顧客ロイヤリティを深めることができます。これは、顧客満足度の向上に直結し、ビジネスの持続的な成長をサポートする強力な手段となります。自社ECサイトならではの、情報に基づいた戦略立案が、長期的な成功への道を切り拓きます。

利益率が高い

自社ECサイトを運営する大きな魅力の一つが、利益率の向上です。ECモールを利用する場合、出店料や販売手数料などのコストが発生しますが、自社サイトではそのような追加コストが基本的にはかからないため、売上の大部分が利益として確保されます。

さらに、自社サイトでは商品の価格戦略やプロモーションを自由に設定することが可能です。これにより、市場の動向や顧客のニーズに柔軟に対応し、最適な価格設定ができます。特定の商品の価格を一時的に下げてセールを行ったり、新商品のプロモーションを実施するなど、独自のマーケティング戦略を展開できるのも大きな強みです。

このように、自社ECサイトでは、多くの中間コストを削減し、自由度の高い価格戦略を持つことで、高い利益率を実現することが可能となります。

手軽に本格的なECサイト構築するプラットフォームとして、近年shopifyが注目されています。

自社ECのデメリット

自社ECサイトの運営には、多くのメリットがありますが、それと同時にいくつかの課題やデメリットも伴います。これらの問題点を理解し、事前に適切な対策を計画することが重要です。

集客は自力で行う必要がある

自社ECサイトでの最大の課題は、集客を自力で行う必要がある点です
ECモールのように、既に集客力のあるプラットフォームに頼ることなく、SEO対策やSNSマーケティング、ウェブ広告など、様々な方法を駆使して集客する必要があります。これには時間とコストがかかり、効果が出るまでの期間が不確定な点がネックとなります。特に新規オープンの場合、ブランド認知を高め、信頼を築くまで一定の期間を要するため、オープン当初は広告を打ちつつ、SEO対策やSNSマーケティングに注力するなど、長期的な視点での集客戦略が不可欠です。

求める要件によっては構築費用が高くなる場合がある

自社ECサイトを立ち上げる際の初期投資は、要件や目指す品質によっては高額になることがあります。特に、独自のデザインや高機能を求める場合、専門のデザイナーやエンジニアの費用、さらには外部のシステムとの連携や特定の機能の開発などが加わることで、予算が膨らむ可能性があります。
さらに、運用初期には不具合や調整が必要になる場合も多く、そのたびに追加のコストが発生することも考えられます。これに対して、ECモールでは基本的な機能が既に提供されているため、初期投資を抑えることができるという利点があります。

売上や成果が出るまでに時間がかかる

自社ECサイト立ち上げ時に、自社の商品やブランド認知が低い場合は売上を作るまでには時間がかかります。SEO対策やSNSでの発信を行っても、すぐに成果が上がるとは限らず、ブランドの認知度向上や顧客の信頼獲得など、時間をかけて取り組む必要があります。より即効性の高い施策として、ウェブ広告を打つことは効果的ですが、安定した成果を上げるためには専門家からの支援を含めて多くの予算が必要となるでしょう。
一方、ECモールの場合は、既に多くの顧客が訪れるプラットフォーム上にお店を持つことになるため、短期間での売上が期待できる点が挙げられます。

メンテナンスやアップデート対応を自社で行う必要がある

自社ECサイトの運営では、メンテナンスとアップデートが重要な課題です。
市場の変動や技術の更新に対応するため、サイトの状態を常に最新に保つことが求められます。これには、セキュリティ確保からシステムの改善、場合によっては全面リニューアルまで、専門知識が必要な多くの作業を含みます。これらのタスクは外部の専門家に依頼することも多く、その結果、運営コストが増加することも少なくありません。

一方、ECモールを利用する場合、大部分のメンテナンスはプラットフォーム側が行ってくれます。しかし、その利便性の代償として、プラットフォームのルールに制約されることになり、自由度は自社サイトほど高くありません。

ECモールと自社ECで迷った時はどうする?

ECモールと自社ECのどちらを選択するかは、事業主の目標や予算、事業計画に大きく依存します。決断に迷った際には、以下の点を考慮することが重要です。

商材で考える

EC戦略を考えるとき、何より大切なのは、自社の商品やサービスの本質を深く理解することです。なぜなら、それぞれの商品や市場によって、最適な販売方法があるからです。

様々なタイプの顧客に訴求する商品の場合、大勢の人が集まるECモールを使うと良いでしょう。この方法なら、より多くの人々に商品を見てもらう機会が増え、結果的に迅速な売上の拡大が期待できます。

一方で、ニッチな市場向けの商品や、自社のブランドイメージを大切にしたい場合は、自社ECサイトでの販売が適しています。自社ECサイトなら、サイト構成から商品ページのデザインや機能まで徹底的にこだわって作り込むことが可能なため、商品の魅力を最大限に活かしたECサイトを構築することが可能です。また、モールのルールに縛られない独自のマーケティングやブランド戦略を展開することができるため、顧客との信頼関係をより深めることができます。

商品独自の特長をしっかりと把握し、それに合った販売戦略を選ぶことが、ECビジネスの成功への鍵となるのです。

ターゲット顧客で考える

販売戦略を考える上で、ターゲットとなる顧客の特性を理解することも大切です。それは、どの販売ルートを選ぶべきかを決める際の大きな手がかりになります。

例えば、若者やテクノロジー好きな人たちをターゲットにする場合、彼らは様々なオンラインショップやSNSを活用します。そういった顧客にアピールするためには、トレンドに敏感なECモールやSNS連動の販売スポットが有効です。

一方で、高価な商品や特別な知識を必要とする商品の場合には、専門的なサポートを提供できる自社ECサイトが適しています。顧客は信頼できる情報や詳細な商品説明を求める傾向にあります。こうした顧客に対しては、専門的なサポートを提供することにより、顧客の信頼を得て長期的な顧客関係を築くことができるからです。

最終的に、どの販売方法を選ぶかは、ターゲットとする顧客の要望に応じて異なります。顧客が求める購買体験ができる販売方法にすることが、最適と言えるでしょう。

予算で考える

ビジネスの規模や予算により、ECサイトの運用方法は異なります。
予算が限られている中小企業やスタートアップは、コストを抑えるために既存のECモールを利用すると良いでしょう。これらのプラットフォームは初期投資を抑えつつ、多くの顧客にアクセスする機会を提供します。

一方、予算に余裕がある企業や独自ブランドを強化したい場合は、自社ECサイトの構築を検討することをおすすめします。これにより、ブランドの統一性を保ち、顧客と直接的な関係を築くことができます。

各選択には利点も制約もあるため、自社の状況に応じて適切に判断することが必要です。

自社の運用体制で考える

十分な体制やリソースがある企業は、自社ECサイトの運営も可能で、独自のブランディングやマーケティング戦略の構築を検討できます。
しかし、それらが不十分な場合、ECモールでの運営を検討してみるといいでしょう。モール利用のメリットは、技術サポート、販売プラットフォームの提供、集客支援などがあります。

また、自社運用に不安がある場合は、外部の専門業者への委託も選択肢となります。これにより、専門的な作業を確実に進めつつ、後で内部運用に移行することも考えられます。

自社のリソースや成長戦略に応じて、最適な運用方法を選択することが必要で、現状と将来の展開を考慮して選定することが重要です。

ECモールと自社ECの両方を運営することも考える

ビジネスの拡大とリスク分散の観点から、ECモールと自社ECサイトの両方を運営する方法も有効です。この多角的アプローチにより、様々な顧客層にアクセスし、ブランドの露出を最大化することができます。
また、それぞれのプラットフォームの特性を生かした販売戦略やマーケティングが可能になり、より広範な市場ニーズに対応する機会を得られます。ECモールは初期の集客や信頼構築に寄与し、自社サイトはブランド価値の強化や利益率の向上に貢献します。この組み合わせにより、市場での存在感を強化し、安定した成長を達成する道を開くことができます。

まとめ

ECサイトを立ち上げる方法には、ECモール型と自社EC型の2種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあり、商品やターゲットによっても選択肢は異なります。

ECモールに出店する最大のメリットはモール自体のブランドによる信頼度や集客力にあります。Amazonや楽天などの有名なモールに出店することで、集客に関してはある程度確保することができるでしょう。一方、ECモールでは購入者の顧客情報が得られないため独自のマーケティングが難しい点は独自のブランド戦略を展開していく上ではネックとなるでしょう。

自社ECは集客を自力で行う必要があるため、売上が伸びるまでにそれなりの時間がかかります。リアル店舗やSNSで既に多くのファンが付いている場合は、立ち上げ当初から安定した集客が期待できますが、そうでない場合はウェブ広告やポスティングをしたり、集客のために何らかの施策を行う必要があります。その一方で、自社ECでは自由度の高いブランディング戦略や顧客情報を有効活用したマーケティング戦略を実施しやすく、より長期的なビジョンとストーリーを持って自社ブランドを育ててファンを増やすことができます

ECモールに出店するか、自社ECを構築するか、あるいはECモールと自社ECの両方を運営することも考えるのか、自社の目的やビジョンに合わせた最適な選択を行いましょう。

本記事の内容がネットショップ・ECサイト構築を検討する際の参考になれば幸いです。

弊社では補助金を活用したECサイト構築支援やWordPressやshopifyに関するご相談、サイト診断や運用サポートに関する内容など、幅広い業種・業態のWeb制作・ホームページに関する無料相談を承っています。オンライン相談も実施していますので、お気軽にご相談ください。
無料で相談してみる