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長距離を歩くために徹底的な装備の軽量化を行う「ウルトラライトハイキング」。そのカルチャーを日本に広めたアウトドアギア専門店「ハイカーズデポ」のWebサイトリニューアルとshopify導入による店舗DXを担当いたしました。

本記事ではshopifyの導入にフォーカスした内容をお伝えいたします。

Shopifyの導入による店舗DXで生産性を向上

サイトリニューアルから半年後、WEBサイトへのROI(投資対効果)が証明できたことで、いよいよ本格的なDXに舵を切りました。

最初に行ったのはカートシステムの選定です。
機能、利用料、決済手数料を比較検討した結果、Shopifyをご提案。

決め手となったのは月額29ドルのプランに高機能なPOS機能が含まれていたことでした。店舗DXにおいて、店舗とオンラインの売上・在庫の一元管理は欠かせません。Shopifyでは無料のアプリをスマホやタブレットにインストールし、無線接続できるレジを導入するだけでそれが可能になります。

また、サイトはWordPressで構築されており、オープンから10年以上かけて積み上げられた数百ページに及ぶコンテンツ資産があります。それらを有効活用するため、完全にShopifyに移行するのではなく、既存のサイトにShopifyのシステムを埋め込む、いわゆるヘッドレスコマースを採用することに決めていました。Shopifyで生成された商品コードをWordPress側の商品ページに入力するだけで、購入ボタンが表示される仕組みを開発し、できるだけスタッフに負担をかけずにWordPressとShopifyのハイブリッドサイトを実現しました。

Shopifyの導入に伴い、オペレーションの整備も行いました。

まずはSKUのルールを決め、数百以上の商品に割り当てます。独自の送料設定を行い、様々なパターンの自動返信メールを登録。注文データから帳票や配送伝票を自動作成できる仕組みを構築し、少人数が店舗で接客をしながらでも運用できる仕組みを実現しました。

Webサイトリニューアルの効果

結果、カートシステムを導入したことで、ユーザーの利便性が大幅にあがり、期待通りにPVも売り上げも伸びました。また、デジタル化によるオペレーションの効率化が功を奏し、来店者数と販売数が大幅に増えたにも関わらず3年間スタッフを増やすことなく店舗販売とオンライン販売を両立ができています。

このようにWebサイト・ECサイトの活用は店舗DXへの足掛かりとして最適です。
店舗DXに興味があるけど、何から始めればよいかわからない。DX化、売上アップと作業効率の改善をお考えの方の参考になりましたら幸いです。

デザインリニューアルについての詳細は下記よりご覧ください。

Shopify公式ブログで当社制作事例のインタビュー記事が掲載されました。

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