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『売れているパン屋は何が違うの?どんな工夫をしているの?』
『売上アップにつながる方法を知りたい…』

店舗販売とネット通販の両方で売上アップを目指してるパン屋のなかには、こうした疑問を抱えるパン屋は少なくありません。

そこで今回は、売れてるパン屋の共通点を紹介しながら、売上アップにつながる効果的な方法をお伝えします。また、ネット通販のメリットも詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

売れてるパン屋の特徴は?

売れてるパン屋には共通点があります。ここでは、3つの主な共通点である、ブランディング、集客方法、そして、ターゲット顧客と立地の適合性について解説していきたいと思います。

効果的なブランディングができている

売れているパン屋には、その店にしかない個性や魅力があります。効果的なブランディングとは、目を引くロゴや店舗の外観だけではなく、お店が大切にしていることや顧客に提供している価値、ストーリーも含まれます。

例えば、地元の食材を使用し、丁寧に作られたパンを提供していることを強調することで、地域に根ざした誠実なイメージを築くことができます。ブランディングを通じて、店の個性や、大切にしていることを明確に示すことで、店のイメージが際立ち、顧客が再び訪れるきっかけを作ることができるのです。

自店に適した集客を工夫している

売れているパン屋は、美味しいパンを提供するだけでなく、自店に合った集客ができています。そのためには、ターゲットとする顧客層のニーズを正確に把握し、適切な集客手法を選ぶことが大切です。

例えば、ファミリー層をターゲットにしている場合、親子で楽しめるイベントを開催したり、手作りパン教室などが効果的な集客と言えるでしょう。
さらに、ターゲット層に合わせてSNSでプロモーションを行い、新商品やイベントの情報を共有することも集客拡大につながります。

このように、自店に適した集客方法を選び実施することで、より多くの顧客に選んでもらうことができるのです。

ターゲット顧客と立地が合っている

3つ目の共通点は、ターゲット顧客と立地がうまくマッチしていることです。立地を選ぶ際には、ターゲットとする顧客層がどこにいるか、どのような生活スタイルをしているかをリサーチすることがとても大切です。

例えば、店がオフィス街に位置し、ビジネスパーソンをターゲットにしている場合は取り置き予約サービスが考えられます。このサービスは時間に制約がある顧客にとってはとても便利で、定期的な利用が見込まれます。

また、大きな公園があるファミリー層向けの住宅地に店がある場合、ピクニックを楽しむ家族向けのテイクアウトメニューや、安心安全な原材料を使ったパンの需要が見込まれます。

このように、立地に応じた商品展開とサービスを行うことで、ターゲット顧客のニーズに応え、地域に根ざした人気店になることができるのです。

売上アップに効果的な8つのアイディア

ここでは、売上を伸ばすための8つの効果的なアイディアをご紹介します。

看板メニューを作る

売上を伸ばすためには、看板メニューを作ることが効果的です。看板メニューは店の象徴となり、SNSや口コミを通じて広がりやすく来店のきっかけとなります。

例えば、こだわりの地元食材を使った惣菜パンや特別なバターを使ったクロワッサンなど、その店でしか買えない看板メニューは顧客にとっての大きな来店理由になります。

季節限定メニューを作る

季節限定メニューは「限定」という言葉の魅力により、顧客の購買意欲を刺激し特別感を演出します。

例えば、春には桜あんを使ったパン、秋には栗やかぼちゃを使ったパンなど、これらの季節感溢れる商品はSNSでシェアされやすく新規顧客を惹きつける効果があります。
また、メニューを定期的に更新することで、リピーターも飽きることなく新鮮な気持ちで来店してくれるようになります。

焼き上がり時間を掲示する

焼きたてのパンを求める顧客は多く、焼き上がり時間をチェックして購入することがよくあります。

また、店外に焼き上がり時間を掲示することで、通りすがりの人々が店内へ足を運ぶきっかけにもなります。さらに、焼きたての香りが漂うタイミングで来店する常連客が増えることは、集客アップにもつながります。

店内POPを工夫する

POPを工夫することも、売上アップには効果的です。顧客が知りたい情報を押さえたPOPは、店内の動線を巧みにコントロールし、店員に代わってパンの魅力を伝える重要な役割を果たします。

さらに、店のコンセプトにあったPOPにより、店内に自然な活気がうまれます。POPの工夫によって、店内は顧客とのコミュニケーションの場へと変わるのです。

顧客単価を上げる工夫をする(ついで買いの促進)

売上を伸ばすためには、顧客単価を上げる工夫も重要です。

例えば、パンの購入時にそのパンに合うジャムやオイル、惣菜などを提案することで、顧客単価を上げることができます。

パンに合う関連商品を取り扱ったり、レジ周りについで買いしたくなる商品や店のオリジナルグッズを置くのも効果的です。

営業時間をニーズに合わせて変更する

顧客のニーズに合わせて営業時間を調整することも売上アップにつながります。

都内のある人気店の例をあげると、平日のみ朝6時に開店し、通勤途中のビジネスパーソンが立ち寄りやすくし、朝時間に重点をおいたサービスで顧客層を拡大しました。
また、土日は通常より遅めの8時開店とし、週末のゆっくりしたスタートに合わせ、ファミリー層や週末のお出かけ客のニーズに対応しています。

このように、ターゲットのライフスタイルに合わせて営業時間を設定することで、様々な顧客層からの支持を得ることができるのです。

リピーターを増やす

リピーターを増やすためには、繰り返し来店したくなる動機が必要です。
安定した品質と丁寧な接客はもちろんのこと、前述したように、看板メニューや季節限定商品も大きな動機づけとなります。

また、ホームページに取り置き予約システムを導入することで、リピーターの増加が期待できます。顧客はレジに並ばずに希望の商品を手に入れることができるため、好きなタイミングで来店することができるようになります。利便性の向上は確実にリピート獲得につながります。

ネット通販やデリバリーで販路を増やす

ネット通販やデリバリーサービスを導入することは、パン屋の販路を大幅に拡大します。

ネット通販は、遠方の顧客や店舗に来店できない顧客など、様々な制限を超えて広範囲の顧客にアプローチできます。

デリバリーサービスでは、顧客は自宅や職場から出られない状況でも簡単にパンを楽しむことができ、これが新たな層の開拓にもつながります。

まとめ

本記事では、売れてるパン屋の共通点を解説し、売上アップにつながる効果的な方法をご紹介しました。

効果的な売上アップのアイディアでは、看板メニューや季節限定メニューの重要性、営業時間の工夫、店内POP、ホームページの活用によるネット通販や取り置き予約の可能性まで幅広く解説しました。

今回ご紹介した内容が売上アップの一助になれば幸いです。

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